CATS

劇団四季『CATS』@キャッツシアター
満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場に、たくさんのジェリクルキャッツが、年に一度開かれる「ジェリクル舞踏会」に参加するため集まってきます。
人間に飼い慣らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靱な思想と無限の個性、行動力を持つ猫。それがジェリクルキャッツです。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰なのか。夜を徹して歌って踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、静寂に向かって、天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。
その猫とは・・・。
http://www.shiki.gr.jp/applause/cats/index.html

お初です。初四季。そしてかの有名な『CATS』。キャッツのための専用劇場。セットはすべて猫サイズ。「おおお!」つって始まるのを待つ。暗転。目だけ光る猫たちが客席のあちこちに。うわー!ヌコ!ヌコいっぱい!*1『CATS』がどんな話とかなーんも知らないで観たんですが、全体的に猫の紹介ショーでした。というと身もフタもないけど、端的に言ったらこれ正解じゃない…?『ジェリクルキャッツを選ぶ』という目的はあるけど。四季ヲタの人が「四季慣れしてない人はライオンキングなんかは初見からおもしろいけど、キャッツは4回目くらいから楽しくなってくる」と言っていたんだけど、私は4回まで持たないなぁ。純粋に「ダンスと歌とセット・衣装がスゴい」んで、ストーリーにワクワクしたり、そういうのがないんだもの。とは言っても列車の歌は楽しかったし、やっぱりmemoryは「キタ!スゲェ!」って思いましたよ。ミュージカル体質じゃないんかな…。あと、私は2階席だったんだけど、丸いセットから伸びる花道みたいなのが何本かあって、それが滑り台状でなにかとあっちゃ猫がシャーシャー滑るんですよ。舞台上でも滑ってたけど。それを2階席から眺めてるのがちょっと疎外感ですかね。でも最後は猫たちが会場のほぼ全員にじゃないかってくらい握手してまわってきてくれました。*2
カテコが何回やってんだっちゅーくらいいっぱいでした。

*1:ちなみにぶっちぎりで犬派です。

*2:バレエの上手な白い猫さんでした。