少女とガソリン

少女とガソリン @ザ・スズナリ
作・演出:長塚圭史
キャスト:中村まこと 松村武 池田鉄洋 中山祐一朗 伊達暁 長塚圭史 富岡晃一郎 大林勝 下宮里穂子 犬山イヌコ
http://asagayaspiders.net/

スズナリ初めて。「暴走する男たちシリーズ」を観たのは初めて。19:00開場を19:00開演と間違えたの初めて。(最後のは単なる勘違い。)そもそも阿佐スパを観始めたのが『桜飛沫』からなんですけどね。
まず真っ赤。スズナリに上る階段も舞台も。「おひょ〜!」と若干興奮。スズナリのせまーい席にムギムギしました。

あらすじ
かつては清酒の産地として栄えたとある街。
しかし今はどの工場も閉鎖されてしまった。
再開発の波に抗いながら生きる酒を愛する男たち。
彼らが唯一の救いとして慕うのが、人気アイドルSであった。
そんなある日、街の再開発のイベントにアイドルSがやって来るらしいという情報が舞い込み…。
愛する街と酒のため、アイドルソングに乗せて男たちの暴走がはじまる!

S…?Sだったの?Rじゃないの?とまぁ、どうでもいいですが、高校生の下宮里穂子ちゃん、出た瞬間から素人オーラがゆんゆん。学校休んで出てるんですってね。まわりが芸達者な役者ばかりだから浮くのもしかたないかなぁ。「男たちが神聖化している、人気アイドル」の設定に助けられてた感じ。あと長塚さんが「だいたいオデコ」になってたのに胸がギュウとなりました。ってどこ観てんだか。
内容は前回の『イヌの日』が私にとってネ申すぎたせいか、今ひとつどっぷりとは入り込めなくて。久しぶりのグロとかは平気だったんだけど、阿佐スパ観に来てるのに猫ホテ観てるような。や、内容はしっかり阿佐スパなんだけどね。アクが強い役者さんたちばかりだから、余計にそう感じてしまったのかも。「暴走する男たちシリーズ」自体がこういう感じなんでしょうか。2時間半というのも長く感じました。と書いてて『イヌの日』が超観たくなってます。映像化してないんだもん!
ちなみに中山の祐ちゃんと松村さんコンビ、めちゃくちゃおもしろかったです。かわいいよ祐ちゃんかわいいよ…