東海大相模×横浜、振り逃げの巻。

【高校】東海大相模・菅野が珍プレー“振り逃げ3ラン”
(第89回全国高校野球選手権大会、8月8日開幕、甲子園)28日の神奈川の準決勝で、東海大相模は四回、菅野智之投手(3年)の振り逃げであげた3点が決勝点となり、横浜を6−4で下した。
無人のダイヤモンドを、3人の走者が周囲を見回しながら走り抜ける。歓声、どよめき、怒号…。球場全体が騒然とする中、次々と生還。最後に打者走者の菅野が、半信半疑の表情でホームイン。守備から引き揚げ、すでに一塁側ベンチ前で円陣を組んでいた横浜ナインは、その光景をぼう然と見つめていた。
「(門馬)監督から“走れっ”て言われて、何がなんだかわからないまま走りました」と菅野。四回、3点先制し、なお二死一、三塁。菅野は、カウント2−2から、外角低めのワンバウンドのスライダーをハーフスイングした。球審が一塁塁審に確認を求め「スイング」の判定。だが…。
「スイングのコールはしたがアウトは宣告していない。(捕手の打者への)タッチもなかった」と斉藤仁球審(53)。捕手が(ワンバウンドで)完全捕球していないことで(記録は暴投)、三振アウトは成立せず、打者は振り逃げできる。三振でチェンジと思い込んだ横浜ナインはベンチに引き揚げ、その間に、2人の走者と菅野がダイヤモンドを一周してしまった。
結果的にこの振り逃げが決勝点となった。横浜・渡辺元智監督(62)は猛抗議も実らず、「捕手はタッチしたといっていたが…。あれで十中八九、流れが向こうにいってしまった」と肩を落とした。
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200707/bt2007072900.html


選挙に夢中でこんなオモシロニュースを見逃していました。横浜高校と言えば松坂大輔東海大相模と言えば原辰徳。どちらも強い高校だけど、最近で言ったらまぁ横浜の方よね。最近、当時松坂とバッテリーを組んでいた上地雄輔がヘキサゴンで目も当てられないほどのバカレベルをメキメキ上げていますが、こんなところにも影響が…。キャッチャーはこの日抜擢された1年生だったみたいだけど、キャッチャーは振り逃げとはなんたるかくらい頭に入れておかないと!「スイングのコールはしたがアウトは宣告していない」とありますが、2アウトで三振したら当然3アウトになるもんだとずっと思っていたら、それだけじゃならないのね。バッターにタッチするか、ファーストに送らないとアウトにならない。と聞くと無駄にタッチしたり送球したりしてるのを見るなそういえば。と思い出した。そういう理由があったことがわかった、といういい機会でした。…というにはもったいなすぎるカードです。