清志郎のこと

清志郎が亡くなった。私はRCの曲とか直接聴いてたわけではないけど、私の好きな人たちが好きだったから間接的にその人たちから知ったものが多い。初めて意識して触れたのはユニコーンジュンスカでセッションした「雨上がりの夜空に」。たぶん。あと「やっぱり猫が好き」のEDの「サントワマミー」、子門'zの「トランジスタラジオ」等。今日もニュースが流れてる。泉谷しげるの言うこと言うことに泣いてしまった。高校の恩師のセリフにも泣いてしまった。テレビ観ながら広げていた新聞の角田光代の文章にも泣いてしまった。角田さんは訃報を聞いて最初に「どうしよう」って思ったそうだ。神様の正気を疑ったと。ああ、なんかすごくわかる。今まで清志郎のことを「ちょーすき!」とか思ったことないのに、なんなんだこの虚無感は。こんな私のような人間にまでも知らず知らず入り込んでいたのか彼は。
昨日のユニコーンのライブ、客入れのSEで「ドカドカうるさいR&Rバンド」が流れてきた。5/2のライブまではなかったんだ。流れ出した瞬間やはり年齢層の高い客どもwが「ワァァァ!!」と声を上げた。鳥肌が立った。泣いてる人がいた。曲が終わったときすごい拍手が起こった。その後「ROCK ME BABY」「上を向いて歩こう」と続いて、またしれっといつものSEに戻った。ライブ中ステージに立つ彼らはそのことに全く触れなかったけど、ライブ終了後客出しのSEが「スローバラード」。私が愛してる彼らが愛してる清志郎。だからこんなに震えるのか。