RENT

『RENT』@東京厚生年金会館
『TOMMY』に引き続き、友達の上司さんからチケットをいただいて観てきました。1部がどうにも体に入ってこなくて何度もうつらうつら。しかし休憩時間、まわりで「キャストが違うと全然別物だねー」「今回の○○(役名)がダメだなぁ」とかリピーターさんたちの寸評が飛んでいる。乱暴ながら同じ「舞台」という括りをするとして、それでも観客の「棲家」としては別なのね。となんだか感慨深い。「外国物ミュージカル」というと一昨年くらいに『42nd street』を観たんですが、こっちはかなり興奮した。先日「ミュージカルも好き」なんて書いちゃったけど、私が受け付けられるのは「ダンスミュージカル」なのかも。歌って踊ってっていう。42nd〜はタップです。それから今回のは字幕がどうみてもキャストがしゃべってる字数より相当はしょってて、英語はちんぷんかんぷんでも「た…足りないよ!」と何度も。前もって映画を観ていたらまだ理解できたかな。マイクが何度も死んじゃってセリフや歌が聞こえなくなるトラブルも*1。有名な♪525600分という時間。あなたはなにで計る?という歌詞の「Seasons of Love」をみんなで歌い上げるところはさすがに本場、ゾクゾクしました。内容自体はアメリカ文化をもっと知らないとちょっと理解が浅くなってしまうわ…

*1:そのたびに近くのキャストのマイクに顔近づけて応急処置。