カンニング・中島逝去

カンニング中島さん力尽く…急性リンパ球性白血病 早すぎる35歳(スポーツ報知)
昨夜「14才の母」観て、「この後NEWSZERO!」で知る。母と同時に「あーあ…」。以下長い上内容が重いのでたたみます。読まないでいいです。自己満足の文だから。====
ウチは父が白血病に罹ったということもあって、『白血病』というキーワードにとても敏感。吉井怜の本があったり、本田美奈子.が亡くなった時も車の中から街の電光掲示板にニュースが出てるのを見て「本田美奈子が!」となったりしたものです。特に母はドラマで白血病の人物が出たりすると「ふんっこんな甘かないわよっ!」とか言いつつ、それでも見ずにはいられないみたい。白血病というのは「血液の癌」と言われますが、実際は眩暈がしたり、だるかったりはするけど、他の癌のように、病気のためにどこかが「痛く」なる、というのはあまりないのでかかった当初はそんなに実感がない。本人もまわりも。治癒率が昔より高くなっているとはいえ、なかなか「不治の病」というイメージが払拭できなかったりもするけど、ホントにー?なくらい。それが治療に入ると悪い部分をなくすために悪いとこも正常なとこも一回「無・ゼロ」にさせる。だから免疫力が落ちて、例の無菌室というところに入ることになるんだけど。ここからです。体力も気力も落ちていくのは。否応なしに「病人」認定です。父も無菌室が一番堪えたと言っていた。他所はわからないけど、なにしろあらゆる「菌」をシャットアウトさせたい場所だから持ち込むものも部屋にあるものもごく僅少。娯楽というものがホントに限られる。外には出られないし、中にもほとんど入れない。ガラス越しで電話で会話。私だったら気が狂う。だけど病気になったらそれに耐えなければならない。大病ってのはやっぱり大病なのだ。みんな大変。そんな中にいるから「誰か」にいつも会いたがって、子供のようにワガママになるし。父は急性骨髄性白血病で、大人のなる白血病の中では治る方のタイプ。叔母とHLAが合って骨髄移植(移植といっても血なので点滴で。)をして「寛解」いわゆる「治りましたよ」となったんですが、中島のは急性リンパ性白血病で、白血病の中では治りにくいタイプ。だから発症してこのタイプだと聞いた時、「1年とかじゃ復帰は無理だろうなぁ。ていうか最悪のこともありうるだろうなぁ」とは思っていました。不謹慎だけど。悪い方が当たってしまったわけだ。なんだかやるせない。今年は若い芸人さんが亡くなるのはこれで3人目だし、昨日は訃報が多かったし。青島幸男の「骨髄異形成症候群」というのも厳密には違うけど、白血病と似た病気なのだよね。誰かが死ぬのはイヤだ。ホントに。